【昭島市】映像通報システム「Live(ライブ)119」で命を救う。昭島市の飲食店で高校生が人命救助に貢献し東京消防庁より感謝状が贈られました。
2024年6月21日(金)、拓殖大学第一高等学校2年の宮田めいさん(17)と田中杏奈さん(16)が、映像通報システム「Live(ライブ)119使い、人命救助に貢献したとして、東京消防庁から感謝状が贈られました。取材で伺ってきましたのでその時の様子をお伝えします。
宮田めいさんと田中杏奈さん2人は、5月21日(火)の11時20分ごろ、昭島市のモリタウン内にあるインドカリーダイニング コバラカフェで喉を詰まらせ倒れてしまった高齢女性のお客さんを目撃し、119番通報しました。この時、宮田さんが、スマートフォンでLive119につなぎ、状況を東京消防庁の指令室と中継しながら指示に従い、田中さんらが応急処置にあたりました。その後、女性は病院に搬送され、今は会話ができるようになるまで回復したそうです。
Live119とは
通報者のスマートフォンを使い、救急現場などの映像を災害救急情報センターに送信等ができる仕組みで、管制員は、送られてきた映像を見ながら応急手当の方法を指導したり、応急手当のやり方が分かる動画を通報者に送信することができます。東京消防庁公式ホームページ
2人に、東京消防庁より消防総監感謝状が贈られました。
「Live119」は、2020年9月に導入されたまだ新しいシステムということもあり、このシステムのことを知らない人が多くいます。そのため、人が倒れた際に興味本位に撮影していると勘違いされてしまうことがあるそうです。今回の事例のように、助かる命を助けるためにも、Live119というシステムを理解することが求められます。
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