【立川市】JR南武線ワンマン運転開始へ。2025年春より変わる日常とは。

2025年春より、JR南武線(立川駅〜川崎駅間)で、ワンマン運転を開始することが2024年11月6日(水)に公式発表されました。

今現在の南武線は、先頭車両に運転士、後方車両に車掌が常務するツーマン運転を行っていますが、2025年春より車掌がいなくなり、運転士1人のみのワンマン運転を実施するとのこと。

ワンマン運転実施に伴う安全・輸送安定性への取り組み

南武線という大変混雑する路線でワンマン運転となると、心配なことが多いですよね。ここでは、安全・輸送安定性への取り組みについてあげていきます。

プレスリリースより

列車発車時の安全性向上のため、運転席に乗降確認カメラを設置するほか、JR東日本で初めて、異常時等で車内非常通報装置(SOSボタン)を押した後、運転士が応答できない場合に輸送司令室に直接つながり、会話することができる機能と、輸送指令室からワンマン運転に対して、車内放送を行うことができる機能を導入したそう。

また、ホームドアの整備を南武線全ての駅(全番線)で行うそうです。11月6日(水)時点で既にほとんどの駅に設置されています。

輸送安定性の面では、輸送安定性の向上及び運転士の負担軽減のため、ATO(自動列車運転装置)又はTASC(定位置停止装置)を整備するそうですよ。

ワンマン化で変わること

車掌廃止

一番初めの方にも書いてある通り、ワンマン化に伴い車掌がいなくなり、運転士のみとなります。今まで、車掌がドアの開閉や発車メロディーの操作、車内放送を担当していましたが、これからは全て運転士が担当するということです。

発車メロディー駅側扱い廃止

車掌がいなくなってしまうので、駅側の発車メロディーを流すことができなくなります。そのため、各駅で愛されているご当地発車メロディー(南武線では全26駅中8駅がご当地発車メロディーを使用中)がワンマン化により聴けなくなってしまう可能性が高いです。

これからは駅側のメロディーが流れなくなる変わりに、車両側面についているスピーカーより乗降促進メロディーが流れます。実際に筆者がワンマン試運転を見たところ、上り(川崎方面)は16秒の長いメロディー(Gota del vient)、下り(立川方面)は10秒の短いメロディー(Water Crown)が流れていました。メロディーが流れ終わったら(流れない場合もあります)「扉が閉まります。駆け込み乗車はおやめください。」と放送が流れるので、無理をせず次の電車をお持ちくださいね。

今まで当たり前だった日常は、2025年春以降変わってしまいます。JR東日本では今後、2030年ごろまでに首都圏主要線区のほとんどの路線でワンマン化を計画しているそうなので、記録を残しておきたい方は、お早めに。

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・プレスリリース

ヨッチ

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