【昭島市】館内は感謝の言葉や悲しみの声で溢れていました。フォレスト・イン昭和館は2025年1月31日をもって約26年の歴史に幕を下ろします。

フォレスト・イン昭和館は2025年1月31日(金)をもって、営業を終了します。

【昭島市】信じたくないお知らせでした。「フォレスト・イン 昭和館」2025年1月31日営業を終了へ。レストラン セントロのブッフェを食べてきました。

2024年4月1日(月)に営業終了のお知らせが発表されてから早約十ヶ月。とうとう営業終了日が近づいてきてしまいました。

1998年11月20日に開業して以来、「人々が集い、語らい、喜びを分かち合う交流の館」をモットーに、地域の皆さんをはじめ、海外からも多くの方に愛されていましたが、2025年1月31日(金)をもって約26年の歴史に幕を閉じることとなります。今もなお、営業終了することが信じられませんよね。

この日は営業終了4日前の1月27日(月)。館内は多くの方で賑わっていました。

館内入って右側にある「レストラン セントロ」は、この日に限らず営業終了日まで全て満席のようで、予約なしで入るのは難しいとのこと。今の時点で予約していないとフォレスト・イン昭和館で最後のお食事を楽しむことができないの? と思うかもしれませんが、実はまだチャンスがあります!

それは、エントランス入って目の前にあるメインロビーの「Sweets&Café」です。

Sweets&Caféはレストラン セントロのホテルメイドのケーキを素敵な庭園を見渡せるロビーでいただくことができ、こちらは予約不要の先着順でケーキを購入することができます。(Sweets&Café営業時間11時〜17時)

しかし、この日は大行列で11時10分に訪れましたが、ケーキは全て完売してしまいました。

コーヒーなどのドリンクは注文できるようで、カフェラテとカプチーノを注文。(支払いは現金、クレジットカードのみ)

左:カプチーノ 500円(税込) 右:カフェラテ 500円(税込)

美しい庭園を眺めながら飲むコーヒータイム。いろんな思い出がこみ上げてきますね。
営業終了日まで混雑が見込まれるので、確実にケーキを楽しみたい方は、オープン(11時)前よりも早い時間に並ぶことをお勧めします。

コーヒータイムを楽しんだ後は、館内と庭園を散策してみることに。

洋風でおしゃれな造りの館内。

2階の宴会会場に繋がる階段とエスカレーター。

1階エレベーター前。

2階宴会場前。
仕事などの集まりで訪れていた方、宿泊したことのある方にとっては馴染みのある光景なのではないでしょうか。こうした光景も、もうまもなく見られなくなってしまいます。

続いて、外の庭園へ出てみます。

外に出ると右側にはBBQスペースが。(既に閉店しています)

中央にはチャペルがあり、今まで土日祝日を中心に多くの方が結婚式を挙げられてきました。

チャペルは解放されており、中に入って写真を撮って良いとのこと。

チャペルに入った瞬間心奪われました。ガラス張りの大きな窓から光が差し込みチャペル全体が明るく大変美しい空間です。

こちらで挙式をされた方でしょうか。チャペルの前で赤ちゃんを乗せたベビーカーとご両親で記念撮影しているご家族がいました。他にも最後の思い出をつくりたいとフォレスト・イン昭和館で宿泊された昭島市在住の方もいましたよ。

庭園内では、最後の思い出にゆっくりと散歩をしている方が多く見受けられました。

館内に戻り、エントランス入って左一番奥にある「日本料理 昭和の森 車屋」前へ。この日は月曜日だったため、休業していました。(毎週月曜日が休業日)
親戚との集まりやお祝いで利用した方も多いと思います。今までテレビドラマ家政婦のミタ悪女(わる)ドクターX2~外科医・大門未知子~ゆとりですがなにかなど、数多くの人気ドラマのロケが行われてきました。

ケーキを食べる予定が完売。レストラン セントロも予約でいっぱい。絶対無理だろうと思っていたのですが「中国料理 花林」で空きがあり、ランチをすることができました。この日はたまたま席が空いていたようで予約なしで入れました。 

ランチ時間帯のラストオーダー後に撮影

席からは庭園を見渡すことができ、昼間は日差しが入り明るい店内です。

ランチコースメニューの、モダンランチ 3850円(税込)を注文。

ライチ紅茶

このランチコースには中国茶が付き、工芸茶・ライチ茶・水仙茶・プーアル茶から選ぶことができます。

工芸茶

今回は2人で訪れ、ライチ紅茶と工芸茶を注文しました。紅茶が無くなるとお湯を足してくださり、2〜3回ほど色が出るので、時間いっぱい楽しむことができましたよ。
紅茶を楽しんでいると、料理が運ばれてきました。

前菜の盛り合わせ

盛り付けもお皿も素敵ですね。味も優しく繊細。

三種点心の盛り合わせ(翡翠(ヒスイ)の三角包み・揚げワンタン・イカ入り焼売)

上品な味わいで、お口の中でお肉の旨みが広がります。

海老の炒め レモン風味

程よい酸っぱさのレモンが尚良い一品。海老はプリプリしています。

イタヤ貝と野沢菜入り炒飯

具だくさんのパラパラチャーハン。

三種デザート盛り合わせ(桃まんじゅう・リンゴ入り杏仁豆腐・マンゴーのココナッツ団子)

デザートは3つもあり、大変美味しく工芸茶のおかわりもしたりして、大満足のコースでした!
中国料理 花林に関しては、予約サイトが満席の場合でも、タイミングによっては予約なしで料理を楽しむことができるかもしれません。空席については、フォレスト・イン昭和館公式サイト中国料理 花林用の電話番号より電話で問い合わせるか、直接お店で確認してみてください。

お店の方によると、中国料理 花林も今回閉店してしまいますが、オークラ東京にある中国料理レストラン「桃花林 (とうかりん)」で、中国料理 花林に近い味を楽しむことができるそうです。ご興味のある方は、行ってみてくださいね。

宿泊や食事、宴会、結婚式など様々な用途で愛され続け、多くの思い出が詰まったフォレスト・イン昭和館。館内では悲しみの声や、感謝の言葉で溢れかえっていました。筆者もスタッフの皆様へ感謝の言葉を伝えてきました。

フォレスト・イン昭和館は、2025年1月31日(金)をもって営業を終了します。閉館前に庭園を散策したり、館内を歩いて記念撮影をしたり、スタッフの皆様に感謝の言葉を伝えたり、心残りのないようにしてください。

フォレスト・イン昭和館(2025年1月31日(金)営業終了)はこちらです↓

ヨッチ

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