【立川市】フェンシング江村美咲選手が1日消防署長を務めた「たちかわ防祭〜みんなで楽しく学ぶ防災〜」で防災体験をしてきました!
前回の記事でお知らせした立飛グループ創立100周年記念事業「たちかわ防祭〜みんなで楽しく学ぶ防災〜」がアリーナ立川立飛・ドーム立川立飛横エリアで開催されました!
当日取材で伺ったので、イベントの様子をご紹介しますね。
ドーム立川立飛横エリア入り口では、東京消防庁公式キャラクター「キュータ」の大きいバルーンがお出迎え。
このエリアでは立川消防署のイベントが行われました。
放水体験
消化器体験
はしご車搭乗体験など、火災の被害を防ぐために役立つプログラムが多くありました。はしご車、高すぎる。 参加した方は貴重な体験でしたね!
消防車両の展示もありました。普段なかなか見ることのできない、警防本部多摩指揮隊、ハイパーレスキュー大型車両の展示もあり、子供だけではなく大人の皆さんも興味津々に見ていましたよ。
続いて、アリーナ立川立飛内ではブース出展がありました。こちらは、エレベーター内に設置されている防災用具です。一度は見たことがあるのではないでしょうか。中には、非常食や水、簡易トイレが入っており、万が一災害や故障などでエレベーターに閉じ込められた時に役立つもので、通常時は、エレベーターチェアとなる優れものです。
次は、こちら。災害時用のトイレとなっており、一度使用すると自動で袋を密閉する仕様となっているそうなので、避難所内で不快な匂いが漂うことがなくなるそう。
こちらは、大きなモバイルバッテリー。家電製品を動かすことができます。かなり重いですが、下に車輪が付いているので、スーツケースのように運ぶことができます。
最後は非常食。こちらでは、普段なかなか試す機会のない非常食の実食ができました。
筆者は、CoCo壱監修のカレーを選択。このカレーは長期保存が可能で、温めずに食べることができます。
アルファ米というお米を美味しく炊き上げた後、急速乾燥させたものなので、お湯か水を注ぐだけで美味しいご飯が出来上がります。今回はお湯でいただきました。
非常食とは思えないほどのクオリティーで、カレーのルーはスパイスが効いており、美味しかったので自宅に常備したいと思いました。
外に出ると、起震車がありました。この起震車では最大震度7まで体験することができ、筆者は震度7を体験。揺れている時間は20秒と短かったですが、1分以上揺れているのではないかと感じ、かなり恐怖を覚えました。実際の地震だと2〜3分ほど揺れるそうで、考えるだけで恐ろしいです。
中に戻り、コート内では防リーグ®によるスポーツの楽しさを通じて防災の知識や技・体力をつける防災スポーツの体験コーナーが多数ありました。
こちらはキャタピラーエスケープ(キャタピラー煙避難競争)。低い姿勢で煙を吸い込まないよう避難するスキルが身につきます。
続いて、キャットサイクルレース「一輪車障害物競争」。土砂やガレキなどでは小回りが利き悪路にも強い「一輪車」を使う障害物レースで、小回りの利く一輪車の操作方法が身につきます。
他にも多くの競技があり、楽しく体を動かしながら防災のスキルを上げることができます。実際に、子どもたちをはじめ、大人の皆さんも楽しみながら体を動かしていましたよ。競技について詳しくは、防リーグ®公式サイトをご覧ください。
イベントの最後に、立飛ホールディングス所属女子フェンシングのサーブル選手江村美咲さんが登場!
「防災×スポーツ」をテーマにしたトークショーが行われました。
(株)シンクの代表取締役社長 篠田大輔さんは、阪神・淡路大震災の被災経験を基に、スポーツを通じて防災を身近に感じながら、防災意識を高め、いざという時に役に立つスキルを身につけることを目的とした誰もが生涯を通じて楽しめる新たなスポーツイベントとして、「防災スポーツ®」を立ち上げたそうです。
左から立飛グループイメージキャラクター たっぴくん、FMたちかわ パーソナリティー藤田みさ さん、江村美咲さん、(株)シンク代表取締役社長 篠田大輔さん、たっぴちゃん
トークショーが終わり、ドーム立川立飛横エリアに移動しました。
江村美咲選手1日消防署長に就任しました!
江村選手が指揮棒をあげます。
実際に家で火災が発生したという想定で、放水訓練が行われました。通報を受け、消防車が現場に急行します。
火元の現場に到着すると、消防隊員の皆さんがホースを伸ばし放水準備に取り掛かります。
江村美咲1日消防署長が放水指揮をとり、一斉放水はじめ! と、指揮棒を振ります!
火元に向けて放水! 迫力ある放水で、周りで見物していた方々から歓声が飛び交いました。
「たちかわ防祭〜みんなで楽しく学ぶ防災〜」は、楽しみながらいざという時に役立つ防災知識を学ぶことのできるイベントでした。
立川消防署のサイトによると2025年3月7日現在、火災件数は19件になるそうです。
※立川消防署の管轄する立川市・国立市の合計数
※数値は速報値であり、今後変更になる場合があリます。
住宅火災の主な原因は、「たばこ」や「コンロ」、「電気機器」でまた、12月から3月までは火災が多発する時期になるそう。冬季は、暖房器具を使用する機会が増え、空気が乾燥することで火災が発生しやすいそうなので、今後も防災イベントがあるときは積極的に参加して防災知識を高めていきましょうね。
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