【立川市】中央大学と立飛ホールディングスが包括連携協定を締結。教育・人材・まちづくりへ、多摩地域の未来を見据えた新たな一歩
2025年7月16日(水)、中央大学多摩キャンパスにて、中央大学と株式会社立飛ホールディングスが包括連携に関する基本協定を締結しました。筆者も現地で行われた調印式を取材。両代表者の言葉からは、地域社会への強い思いと、未来に向けた確かなビジョンが感じられました。

調印式にて協定書へ署名を行う、中央大学・河合学長と立飛ホールディングス・村山社長
教育・研究・まちづくりにまたがる広域連携
本協定は、中央大学と株式会社立飛ホールディングスが相互の資源を有効活用し、地域社会の活性化、次世代の人材育成、教育・研究の推進、スポーツ・文化活動の振興など、幅広い分野において協働することにより、持続可能な社会の実現に寄与することを目的としています。

協定書を手に並ぶ中央大学 河合学長と立飛ホールディングス 村山社長。両者の新たなパートナーシップの門出を記念して
中央大学学長 河合久 コメント
立飛ホールディングスとのご縁は、東京オリンピック・パラリンピック2020に向けたパンナムスポーツとの交流をきっかけに始まりました。中央大学が事前キャンプ地として施設を提供したことから、信頼関係が築かれました。今回の包括連携協定により、本学の教育理念である「行動する知性。」を実践できる場がさらに広がることを期待しています。地域とともにある大学として、人材育成や地域活性化に貢献してまいります。
株式会社立飛ホールディングス代表取締役社長 村山正道 コメント
東京オリンピック・パラリンピック2020に先立つ事前キャンプには、新型コロナウイルス感染症の感染が広がる中ではありましたが、パンナムスポーツから立川の地に、26カ国約120名にお越しいただきました。中央大学から陸上競技場、屋外プールをパンナムスポーツの選手たちの練習場所として提供いただき、その中にはメダルを獲得した選手もいました。ご協力に感謝申し上げます。 当社は立川の地において、芸術・文化・スポーツを中心として、街づくりを進めています。街づくりを進める中で、昨年、立川市と包括協定を結びました。民間だけではできないこともあります。本協定も絡ませながら、立川という枠にとらわれず、多摩地域全体を発展させたいと思っています。具体的な取り組みについては、じっくり検討して相互に協力してまいります。
調印式の会場には、立飛グループの広報部で働くおなじみのキャラクター「たっぴくん・たっぴちゃん」、そして中央大学の公式キャラクター「チュー王子」も駆けつけ、式典に華を添えました。キャラクターたちがそろって登場すると、会場からは自然と笑顔がこぼれ、和やかなムードに。地域や学生にも親しまれる存在として、今回の協定が目指す「人と人、人とまちのつながり」を象徴するようなワンシーンとなりました。
今後予定されている連携内容
今回の協定をもとに、両者は以下のような分野での連携・協力を予定しています。
CHUOスポーツセンターが主体となる事業への協力
地域社会の発展・活性化に関する取り組み
教育・研究・文化・芸術などの発展に向けた相互支援
学生の人材育成やキャリア形成、社員との人材交流
双方のブランド価値の向上
その他、相互に必要と認められる取り組み
地域と大学、企業が手を取り合う新たな一歩。株式会社立飛ホールディングと中央大学のタッグが、立川にどんな未来をもたらすのか、これからが楽しみです。
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