【立川市・昭島市】「西武鉄道」2026年3月に運賃値上げへ。拝島〜西武新宿が450円→521円に!小児運賃はまさかの50円均一!

西武鉄道は、2025年7月23日(水)に2026年3月から運賃を改定(値上げ)する方針を発表しました。

消費税率変更を除く運賃改定は、なんと2002年以来、実に24年ぶり。背景には、コロナ禍以降の輸送需要の低迷や人手不足、資材費高騰などの厳しい経営環境があるといいます。

運賃改定の背景とは

西武鉄道によると、アフターコロナの生活様式や少子高齢化の影響で利用者数はコロナ前の水準には戻っていないとのこと。今後も、安全・安心なサービスを維持するために、老朽設備の更新や自然災害への備え、ホームドアの整備、カーボンニュートラル対応、人材確保のための処遇改善など多岐にわたる対応が求められているそうです。

1.実施予定時期
2026年3月(予定)
※改定日は確定していないそうなので、最新情報は西武鉄道公式サイトをご確認ください。
2.改定率
普通運賃:約11.9%アップ
通勤定期:約10.0%アップ
通学定期:据え置き
全体平均:約10.7%の値上げ
3.普通運賃の例
初乗り運賃(4キロまで) ICカード:157円※→169円
※鉄道駅バリアフリー料金を含んだ額です
拝島駅〜西武新宿駅(IC運賃)
現行:450円→改定後:521円
キロごとの改定前後の運賃は、西武鉄道ニュースリリースをご確認ください。
4.通勤・通学定期

通勤定期の例:拝島駅〜西武新宿駅
現行:17,140円 → 改定後:19,270円

通勤:普通運賃の値上げ幅に合わせた改定(割引率35.8%※→37.2%)  
通学:値上げなしで現行価格を据え置き。家計への配慮を反映した形です。
(割引率81.4%※→83.4%)
キロごとの改定前後の運賃は、西武鉄道ニュースリリースをご確認ください。

5.その他
・鉄道駅バリアフリー料金制度による運賃への鉄道駅バリアフリー料金の加算は、今回の運賃改定にあわせ廃止となります。(施設整備は継続して実施)
・今回の運賃改定にあわせて小児均一運賃を導入します。

小児運賃が大幅におトクに 「全線一律50円」導入へ

今回の運賃改定では、値上げだけではなく「小児運賃の大幅引き下げ」が目玉施策として注目されています。

今まで以上に日々のくらしやおでかけを楽しんでいただきたいという思いから、小児IC運賃、小児通学定期運賃、小児通勤定期運賃を西武線内の全区間において均一にし、小児IC運賃は1乗車50円、小児通学定期は一律500円(1ヵ月)、小児通勤定期は一律1,000円(1ヵ月)とするそう。さらに、小児ICカード限定で1ヵ月1,000円で西武線が乗り放題となる小児全線フリー定期券を新たに導入するとのことです。このような小児定期の均一料金導入は、大手民鉄では初の取り組み(※西武鉄道調べ)とのことです。 

主な届出内容

1.実施予定時期
2026年3月(予定) 
※運賃改定と同日に実施。改定日は確定していないそうなので、最新情報は西武鉄道公式サイトをご確認ください。
2.普通運賃
・小児1円単位運賃(IC)を、西武線内の全区間において、1乗車50円均一とする。
3.定期運賃
・小児通学定期運賃(磁気・IC)を、西武線内の全区間において、一律500円(1ヵ月)とする。
・小児通勤定期運賃(磁気・IC)を、西武線内の全区間において、一律1,000円(1ヵ月)とする。
・小児通勤定期運賃(IC)のみ、西武線全線フリーを新たに発売し、1,000円(1ヵ月)とする。

拝島駅からの影響は?

立川市・昭島市エリアで利用者の多い拝島駅から西武新宿駅までの運賃は以下の通り変更されます。
普通運賃(IC):450円→521円
通勤定期(月額):17,140円→19,270円
小児運賃:225円→50円(一律)

運賃の改定日は、2026年3月を予定しているそうです。運賃改定は、家計への影響がある一方で、小児運賃の大幅引き下げなど新たな取り組みも注目されています。詳細は、西武鉄道公式サイトをご確認くださいね。

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