【立川市】中車さん・壱太郎さん・團子さんも登場!「立川立飛歌舞伎」お披露目会が緑町公園で開催されました。

2025年10月19日(日)に緑町公園で、立飛グループ創立100周年記念事業・立川立飛歌舞伎特別公演「開催記念お披露目会」が開催され、会場には多くの観客が集まりました。
歌舞伎ファンの方はもちろん、立川の新しい文化イベントとしても注目を集めています。

開始時間の13時00分より、特設ステージにてお披露目会が行われ、会場からは声援が飛び交います。

お披露目会の冒頭では、株式会社立飛ホールディングス 代表取締役・村山正道氏が登壇し、次のように挨拶されました。

「歌舞伎は日本の伝統文化芸能の極みであります。今年も期待が高まっております。ぜひとも皆さん、盛り上がってください。一流の歌舞伎を立川で見る機会はなかなかありません。都心に行かなくても、立川でご覧いただけるのは本当に貴重なことです。来年も再来年も続けていきたいと思っています。そしてぜひ、立川のまちで食事を楽しんでいただきたい。(GREEN SPRINGSとは言いませんけれども)どこかで“落として”いただければ嬉しいです」
場内には笑いも起こり、あたたかな雰囲気の中で開催記念お披露目会が始まりました。

酒井 大史立川市長

続いて、立川市長よりご挨拶がありました。

「村山社長は雨男とおっしゃっていましたが、雨が持ち、このように無事お披露目会を開催できたことを心よりお喜び申し上げます。
立飛ホールディングス様のおかげで、歌舞伎は立川市の伝統文化の花を咲かせるイベントとして定着してきていると存じます。
歌舞伎をご覧になった後は、ぜひGREEN SPRINGSでお食事をしていただき、その後は市内で2軒、3軒と回っていただければ、地元市長としてこれほど嬉しいことはございません。
どうか皆様におかれましては、隅から隅まで立川立飛歌舞伎をご贔屓にしていただきますようお願い申し上げます。」
場内からは笑いや拍手も起こり、地元愛と期待のこもった温かなスピーチとなりました。

歌舞伎俳優7名による挨拶

左から市川青虎、市川笑也、市川團子、市川中車、中村壱太郎、市川猿弥、市川笑三郎

立川立飛歌舞伎特別公演に出演される歌舞伎俳優の皆さんです。

一人一人挨拶がありました。

市川中車

「本年は、ぎりぎりではありますが立飛グループ創立100周年ということで、今年も100周年事業と銘打って特別に開催させていただきます。」3年連続で立川での上演が叶いました。本日はお越しいただき、誠にありがとうございました。

節目の年を迎えた立飛グループへの感謝と、地域での継続開催への思いが込められた温かいスピーチに、会場からは大きな拍手が送られました。

中村壱太郎

中村壱太郎さんは、3年連続の出演となることについて喜びを語りました。

「3年連続で出演させていただけることを本当に嬉しく思います。
満員御礼という4文字は、私たち俳優にとってとてつもなく嬉しい響きです。
そしてもうひとつ嬉しいことは、2年ぶりに團子くんが戻ってきて一緒に公演ができることです。」
立川の地で育まれてきた歌舞伎公演が、出演者たちにとっても特別な舞台であることが伝わる温かなコメントでした。

市川團子

市川中車の息子 さんです。市川團子さんは、2023年以来2年ぶりの出演。祖父・市川猿翁さんが復活させた演目「當世流小栗判官(とうせいりゅうおぐりはんがん)」をもとにした新作、「新説 小栗判官」に出演します。
受け継がれる芸の系譜とともに、若き力で新たな風を吹き込む團子さんの舞台にも期待が高まります。

「21歳になり成人になったため、皆様に成長した姿をお見せできればと思っています」

市川猿弥

市川團子さんは2回目の出演(2年ぶり)となり、舞台への思いをユーモアを交えて語りました。

「みなさん、国宝見ました? 私は見ていないんですけれども、やっぱり国宝の影響ってありますよね。
チケットは完売してしまいましたが、持っていない方は見ることができませんよね?
ですから、ぜひ村山社長に配信をお願いしたいと思っています。配信の方が安いですし(笑)。
それに私は、歌舞伎よりも村山社長とお酒を飲むことの方が楽しみなんです。」
会場は笑いに包まれ、團子さんの人懐っこいトークと立飛グループへの親しみが感じられる和やかな一幕となりました。

市川笑也

市川笑也さんは3回目の出演となり、思い出を交えながら次のように語りました。

「私も今回で3回目の出演になります。
昔、『小栗判官(おぐりはんがん)』で、なんと馬の後ろ足を担当していたことがあるんです。
もし舞台に馬が出てきたら、『昔、笑也さんが後ろ足をやっていたんだな』と思っていただければ(笑)。
チケットを手に入れた方は存分に楽しんでいただいて、手に入らなかった方は——猿弥さんからも前振りがありましたが—もしかすると配信があるかもしれません。ぜひお楽しみに。」
会場は笑いに包まれ、和やかなムードの中でトークが進みました。
舞台裏でのエピソードに、歌舞伎ファンからは温かな拍手が送られました。

市川笑三郎

市川笑三郎さんは、1作目に続き2回目の出演。
立川で続く公演への思いを込めて、次のように語りました。

「私は1作目に引き続き、今回が2回目の出演となります。
村山社長がおっしゃった通り、立川の地に歌舞伎の公演を根付かせたいという思いの種がまかれまして、昨年は芽が出て、今年は若葉が茂ったように感じております。
この公演が、今後さらに実を結び花を咲かせ、やがて大木となっていくような存在として根付いていくことを願っております。」
静かな語り口の中にも、立川の文化として歌舞伎を育てていこうとする真摯な思いが込められ、会場からは大きな拍手が送られました。

市川青虎

市川青虎さんは、立川で3年連続開催となる公演への感謝と、観劇後の楽しみについて語りました。

「昨今の物価高やコロナ以降の影響で、演劇界は厳しい状況が続いてきました。
そのような中で、これだけ豪華な歌舞伎公演を立川で3年連続開催していただけることは、本当にありがたいことだと思っております。
芝居の醍醐味は、お芝居を見終わった後に“よかったね”“面白かったね”とご飯を食べながら、お酒を飲みながら語り合うことにもあると思います。
先ほど社長がおっしゃった通り、ぜひ立川のまちでお食事やお酒を楽しんでいただければと思います。
実は私も、先ほど立川駅で立ち食いそばをいただいてまいりました。これは立川に入るんでしょうかね?(笑)」
観客からは笑い声と拍手が起こり、青虎さんの飾らないトークに場内は温かな空気に包まれました。

歌舞伎俳優7名と村山社長、酒井市長、そして立飛グループのイメージキャラクター「たっぴくん」「たっぴちゃん」、立川市キャラクター「くるりん」と記念撮影

ステージ外では歌舞伎に触れることができる体験型イベントを開催

「特別公演メモリアルブース」や「フォトスポット」には行列ができていました。

立川伊勢屋のブース
おかみさんもいらっしゃいましたよ。

立川立飛歌舞伎の印字が入ったどらやき。立川立飛歌舞伎特別公演の会場内でも販売するそうなので、チケットをお持ちの方はぜひご購入くださいね。

歌舞伎座オリジナルグッズや老舗和菓子の販売ブース。

公演記念商品を当日、立川立飛歌舞伎特別公演の会場内で販売するそう。チケットをお持ちの方はこちらもぜひご購入くださいね。数量限定のアクリルスタンドも会場限定です。アクスタを持参し、 GREEN SPRINGSの飲食店や、立川市内のお店で、記念撮影をするのも楽しいですね。

その他、神輿や

山車で会場は大盛り上がりでした!

公演チケットは完売御礼

公演チケットは全日程完売しました。

立川のまちに根づきはじめた「立川立飛歌舞伎」。
立飛グループ創立100周年を記念したお披露目会は、地元への感謝と伝統芸能の力を感じる、温かな時間となりました。

3年連続での開催を経て、地域文化として着実に息づきつつあるこの公演。
来年、そして再来年へと続く未来に向けて、立川の空の下で、再び華やかな幕が上がることを楽しみにしたいですね。

立川ステージガーデンはこちらです↓

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