【立川市】立飛グループ創立100周年記念「食の饗宴」脇屋友詞シェフ×SORANO HOTEL×Auberge TOKITOが紡ぐ、立川から未来へ続く食の物語
立飛グループは創立100周年を記念し、2025年10月15日(水)、「食」をテーマにした特別イベントが開催されました。
会場は、SORANO HOTEL「DAICHINO RESTAURANT(以下、ソラノホテル ダイチノレストラン」です。
立川ゆかりの中国料理の巨匠・脇屋友詞シェフをはじめ、
Auberge TOKITO(以下、オーベルジュ ときと)の石井義典シェフ(総合プロデューサー・総料理長)、大河原謙治氏(総支配人・料理長)、そしてソラノホテル ダイチノレストラン 総料理長・福原義昭氏が登壇。
「立川から未来へと続く食の物語」をテーマに、トークショーとコラボレーションディナーが行われました。

会場は、ソラノホテル2階「ダイチノレストラン)」。

司会は立飛ホールディングス広報部の石原さんが務め、立川にゆかりのあるゲストのみなさんが参列されました。
立川にゆかりのあるゲストが登場

登壇したのは、立川を「第二の故郷」と語る中国料理の巨匠・脇屋友詞シェフ、オーベルジュ ときとの総合プロデューサー・総料理長 石井義典氏、総支配人・料理長 大河原 謙治氏、そしてソラノホテル ダイチノレストラン 総料理長 福原 義昭氏です。

脇屋シェフは、15歳で料理の道に入り、27歳のときに「リーセントパークホテル」で総料理長を務めた立川との深い縁を語りました。
従来「中華=大皿を複数人でシェア」「大人数利用が前提」という構図が強かった中で、「2人でもコースで楽しめる」「1人でも中華のコースが成り立つ」ような提案をし、実現されました。
「立川は私にとって第二の故郷」と話し、当時昭島に家を購入したエピソードも披露。

一方、オーベルジュ ときとプロデューサーの石井義典氏は
「料理を始めて35年以上になります。私が修業を始めた頃、脇屋シェフは雲の上の存在でした」と尊敬の念を述べ、会場には温かな空気が流れました。
ソラノホテル ダイチノレストラン総料理長の福原義昭シェフは
食材の鮮度を第一に考え、地元への貢献の思いを込めて立川・多摩地域の野菜を積極的に使用しています。また、テーブルを彩るお花は 立川市砂川町の「蔵の花ことは」 のもの。
その日のテーマに合わせて、福原氏自らが花を選び、会場全体に食と花の調和を演出しました。

会場からは、元プロテニスプレーヤーの杉山愛さんも質問を寄せ、温かく和やかな雰囲気に包まれました。

左から
ソラノホテル ダイチノレストラン 総料理長 福原義昭氏
中国料理の巨匠 脇屋友詞シェフ、
オーベルジュ ときと 総合プロデューサー石井義典氏
オーベルジュ ときと 総支配人 大河原謙治氏。
立飛ビールで乾杯、特別饗宴の幕開け

トークのあとは、立飛ビールで乾杯。 立飛ビールは、瓶のまま飲むとよりおいしいと評判。立川では、このスタイルを楽しむ方も多いんですよ。
立飛百年記念 祝宴献立

「脇屋友詞×SORANO HOTEL×Auberge TOKITO」三者による特別コースが振る舞われました。
今回、撮影、試食をさせていただきました。
器を覆う紙には、立飛グループの原点である飛行機や、現在の街づくりを象徴するモチーフが描かれ、100年の歩みを感じさせるデザインに。紙をめくると料理が現れるという演出も、未来への扉を開くような印象を与えました。

祝菜
上海蟹/大根餅/柿なます/秋刀魚の棒寿司/東京うこっけい冷製茶碗蒸し/DAICHIの恵みサラダ

煮物椀
佐渡の赤ムツと松茸のお椀

お造り
波心会の天皇献立鮭/松皮かれい

お造りをいただくと、そこにはオーベルジュ ときと 総合プロデューサー・総料理長 石井義典シェフが描いた立飛給水塔の絵葉書が。
一皿の余韻に、立川の象徴を重ねた粋なおもてなしが感じられました。

魚料理
王道の上海風フカヒレ煮込み
厨房の様子を覗きに

厨房では、シェフたちの調理風景を間近に見ることができました。
炭の香ばしい香りが立ちのぼるなか、メインの 肉料理「秋川牛フィレ肉 多摩産杉皮焼き」 が仕上げられていきます。

多摩の香りをまとわせた杉皮の風味と、繊細な火入れが生み出す旨味。多摩の土地の力を感じさせる一皿です。

肉料理
秋川牛フィレ肉/多摩産杉皮焼き
脇屋シェフ自ら料理を披露

脇屋シェフが鍋を手に取り、きのこいろいろ御飯の仕上げを披露。
立ちのぼる湯気とともに秋の香りが広がり、会場が一瞬にして温かな空気に包まれました。
多摩の食文化を支えるシェフたちが並び立つ姿は、まさに祝宴のクライマックス!

御飯
きのこいろいろ御飯/塩豚肉のXO醤/SORANO自家製味噌の汁/香の物

プレデザート
とろとろマンゴープリン/二種の味わい

メインデザート(ソラノホテル ダイチノレストラン」)
赤葡萄といちじくのタルト仕立て

プティフール (ときとのペストリーシェフ黒岩 加奈子さんが運んでくださいました。)
ココナッツチーズケーキ/焼きチョコマロン/立川産二条大麦のプチシュークリーム
花束贈呈

10月8日(水)パリでの『ミシュランガイドグローバルホテルセレクションセレモニー』において、オーベルジュときとが1ミシュランキーに選ばれ、掲載されることになったことを記念してお祝いの花束が贈られました。
ミシュランキーとは
「ミシュランキー」は、ミシュランが2024年よりスタートした宿泊施設向けの新評価制度です。
デザインや建築、サービス、独自性などの面で優れ、「特別な体験を提供する宿泊施設」に授与されます。評価は、レストランにおける星のように
1ミシュランキー・2ミシュランキー・3ミシュランキー の3段階で構成され、
次の5つの基準で評価されます。
▪️素晴らしい建築とインテリアデザイン
▪️サービスの質、快適性、メンテナンスが行き届いている
▪️価格に見合った体験ができる
▪️施設の個性やユニークな特徴を反映した独自性がある
オーベルジュときとは、上質な料理と静かな時間を味わうための特別な宿です。
※詳しくは、ミシュランガイド公式サイトをご参照ください。

脇屋シェフとの思いが込められた握手を交わしたのは、
ソラノホテル ダイチノレストラン 総料理長 福原義昭シェフ。
立川・多摩の食文化を支えてきた二人の料理人の姿に、会場から温かな拍手が送られました。

立川にゆかりのあるシェフたちが一堂に会し、食文化の絆を改めて感じる機会となりました。
素材の魅力を最大限に生かした料理が彩る、まさに祝宴にふさわしい夜でした。
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Ginza 脇屋はこちらです↓
Ginza 脇屋(ぎんざ・わきや)
Wakiya 一笑美茶樓(いちえみちゃろう/赤坂)
Wakiya 迎賓茶樓(げいひんちゃろう/赤坂)
Turandot 臥龍居(トゥーランドット がりゅうきょ/赤坂)





