【立川市・昭島市】JR東日本が約39年ぶりに運賃改定。立川・昭島から“ルートの使い分けで差が出る”。
JR東日本は、2026年3月14日(土)に鉄道運賃の改定を実施すると発表しました。
約39年ぶりの運賃改定
今回の運賃改定は、JR東日本管内の全エリアが対象となります。

これまで、鉄道駅バリアフリー料金の導入などによる一部値上げはありましたが、
運賃体系そのものを含めた本格的な改定は、1987年のJR東日本発足以来、約39年ぶりとなります。
初乗り運賃も現行より引き上げられ、それにあわせて入場券の発売額も、改定後の初乗り運賃と同額に改定されます。
今回の運賃改定で特に注目したいポイント
今回の運賃改定で、特に大きな変更点となるのが、
「電車特定区間・山手線内」の運賃区分を廃止し、基本となる「幹線」運賃に統合するという点です。

現在、JR東日本では、他の鉄道事業者との競合状況などを踏まえ、「電車特定区間・山手線内」という割引的な運賃制度が導入されています。
しかし、2026年3月14日(土)以降はこの区分が廃止され、基本となる「幹線」の運賃に置き換えられます。
これにより、区間によっては、これまでよりも20%以上運賃が高くなるケースも出てきます。
JR立川駅からの影響
立川駅→新宿駅
490円(IC:483円)ですが、
運賃改定後は
530円(IC:528円)となり、
およそ40円の値上げとなります。

その結果、
改定後は「立川駅→南武線で分倍河原駅→京王線で新宿駅」というルートのほうが、
ICの場合523円(※きっぷ運賃は同額)と、わずかに安くなるという逆転現象も起きます。
※改定前は、中央線で新宿駅を目指すほうが安い状況でした。
立川駅→東京駅
660円(IC:659円) ですが、
改定後は
720円(IC:715円) となり、
およそ60円の値上げとなります。

少しでも東京駅までの運賃を抑えたい場合は、途中の荻窪駅で東京メトロ丸ノ内線に乗り換えるルートも選択肢になります。
このルートを使うと、運賃改定後でも約110円ほど安く(610円・IC593円)行くことができますよ。
丸ノ内線は全電車荻窪始発で、待てば必ず座れるというメリットもあります。
所要時間はやや長くなりますが、「早さ重視」「安さ重視」で使い分けができそうです。
通勤定期(立川駅)
通勤定期も値上げとなります。
6か月定期
70,350円→79,650円
→約9,000円以上の値上げ
・立川駅→東京駅
6か月定期
95,990円→105,010円
→約9,000円以上の値上げ
通勤定期旅客運賃PDFはこちら
JR拝島駅・JR昭島駅からの影響
続いて、JR拝島駅・JR昭島駅からの影響です。
拝島駅・昭島駅→新宿駅
490円(IC:483円)ですが、
改定後は
530円(IC:528円)となり、
およそ40円の値上げとなります。

なお、西武鉄道も同じ2026年3月14日(土)に運賃改定を実施することが発表されています。
拝島駅から西武新宿駅までの運賃は、改定後、きっぷは530円、ICは521円となり、
きっぷ運賃はJRと同額、ICでは西武線のほうがやや安い結果となります。
拝島駅・昭島駅→東京駅
740円(IC:736円)ですが、
改定後は
810円(IC:803円)となり、
およそ70円の値上げとなります。

こちらも、途中で荻窪駅から東京メトロ丸ノ内線に乗り換えることで、
約20円ほど安く(790円・IC780円)行くことができますよ。
通勤定期(拝島駅・昭島駅)
6か月定期
83,160円→92,330円
→約9,000円以上の値上げ
・拝島駅・昭島駅→東京駅
6か月定期
107,210円→117,670円
→約10,000円以上の値上げ
通勤定期旅客運賃PDFはこちら
なお、「幹線」・「地方交通線」の通学定期運賃は据置き(変更なし)となるそうですよ。
運賃改定の適用タイミングに注意
運賃改定は、2026年3月14日(土)購入分から適用されます。
ただし、3月13日(金)までに購入するきっぷや定期券は、
乗車日や有効開始日が3月14日以降でも、改定前の運賃で発売されます。
3月14日以降の利用予定がすでに決まっている場合は、早めに購入しておくのがおすすめです。

今回のJR東日本の運賃改定は、約39年ぶりとなる大きな見直しで、立川市・昭島市エリアの利用者にとっても影響は小さくありません。
特に、「電車特定区間の廃止」「通勤定期の大幅値上げ」は、日常的に電車を利用している方ほど負担を感じやすくなりそうです。
今後は、ルートの見直しや、定期券の購入タイミングなども含めて、より賢く使い分ける必要が出てきそうですね。
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