【立川市】約１万６千人の来場者！「第14回あすなろフェスタ」へ行ってきたのでレポートします。

２０２３年１１月２６日（日）、サンサンロードで立川拘置所主催イベント「第１４回あすなろフェスタ」が開催されました。

テープカットがあり、あすなろフェスタが開幕されました！

立川市　酒井市長

Fairy DICE　のパフォーマンスがありました。　会場からは、「元気がもらえた！」　「かっこいい！」　などの声援がありましたよ。寒さを感じさせない笑顔のパフォーマンス。素晴らしかったです。

開会式終了後、整理券が配られ、横須賀刑務所の作業製品「ブルースティック」をいただきました！　横須賀刑務支所の受刑者が刑務作業の中で生産している洗濯用石けんなのですが、性能が高く評価され高額転売されていることがネットニュースで話題に。その後、新聞報道やテレビ報道でも取り上げられ、更に注目を浴びた商品なんだそうですよ。

ブルースティックを洗濯洗剤用に濃度をUPした商品の販売もありました！

立川ダイスのブースがあり、多くの子どもたちがシュートチャレンジを楽しんでいました。

背番号７番「飴谷由毅」選手は、身長１９０㎝、背番号２１番「アンドリュー・フィッツジェラルド」選手は身長が２０３㎝です。等身大パネルなので、記念撮影している方もいましたよ。

気温が一桁と、息が白くなるほど寒い中、大変多くの方がイベントに訪れていました。後日、関係者にお伺いしたところ、　約１万６千人の方が来場したそうです！　

市原刑務所では、乾燥椎茸などが販売されていました。

神戸刑務所では、紳士靴などの販売を。

府中刑務所では、ラグビーチームコラボトートバッグなど。

パトカーの乗車体験には、お子さんから大人の方も積極的に体験していました。

立川市魅力発信拠点施設CotoLink（コトリンク）から、のーかるバザールが出店！　地元立川を中心とした「採れたてで新鮮なお野菜」、姉妹都市、信濃大町の商品が販売されてました。

キッチンカーの出店もあり、タコライス、タコス、ローストビーフなど、お昼近くになると、お客さんが集まってきました。

テントでは、大人気の焼鳥や焼きそばが販売されました。

都内や立川でもキッチンカーで販売されている「TIーDA KANKAN（ティーダカンカン）」でタコスや熱々のクラムチャウダーを購入しました。

東京ではなかなかお目にかかれない、ルートビアが販売されていたので一緒に購入。

サンサンロードの紅葉を眺めながら食べるタコスは最高に美味しく、寒くてもクラムチャウダーでほっかほか。ルートビアは後のお楽しみにしました。

法務省立川拘置所　総務部長　都坂さんに　「第１４回あすなろフェスタ」についてお話を伺いました。

犯罪をした人、非行をした人とは、多くの人が無関係のまま人生を過ごしていくかと思います。しかしながら、そういった方も社会の一員です。犯罪、非行に応じた責任を果たした後は、社会の一員として、そして、地域の一員として、戻っていくことになります。
そのとき、社会から切り離してしまうと、彼らは居場所を失い、犯罪を繰り返すことになりかねません。
刑法犯で検挙される方のほぼ半数が再犯者であり、また、１００万件の刑事事件の記録をピックアップし、その内訳を調査したところ、人数比で３割でしかない再犯者が、事件数では６割の事件を起こしていたという調査結果があります。

近年、刑事事件の認知件数は減少傾向にあるのですが、初犯者は大きく減っているものの、再犯者の減少は小さいという数字も出ています。
犯罪により被害を受けた方々を支えることはとても大切です。それと同時に、犯罪をした人をいかに社会に受け入れ、犯罪を繰り返す必要のない状況に変えていくことも同じように大切だと思います。
今回の催しを通じて、立川拘置所や刑務所のことに触れ、少しでも犯罪をした人の社会復帰について考えていただき、私たちと一緒に、より安心・安全な社会にしていくことに御協力いただければと思います。

犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の皆さんの協力が必要です。第１４回あすなろフェスタではそのことについて知ることができるイベントでした。

次回は、東京国際フォーラム　ホールEにて、第６３回全国矯正展（全国刑務所作業製品展示即売会）が12月9日（土）〜１０日（日）に開催されます。杉良太郎さんやコロッケさんなども出演されるようです。今回のイベントに参加できなかった方、もっとお話を聞いてみたいと思う方、この機会に足を運んでみてはいかがでしょう。

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