【立川市】たましん美術館企画展「邨田丹陵 時代を描いたやまと絵師」が2024年1月13日(土)より開催されます。

たましん美術館で、地域ゆかりの知られざる絵師、邨田丹陵(1872~1940)に焦点を当てた、初の本格的な展覧会が開催されます。

プレスリリースより

展覧会概要
邨田丹陵(1872~1940)は、地域ゆかりの知られざる絵師です。
旧田安徳川家に仕えた儒学者村田直景の子として生まれた丹陵は、父より史学や故実の教えを受けて育ち、その父の勧めで武者絵の大家川辺御楯に弟子入りしました。そして10代の頃より内国絵画共進会、東洋絵画共進会、内国勧業博覧会、日本美術協会展覧会などに歴史画を出品し受賞を重ね、明治24年には寺崎廣業や小堀鞆音らと日本青年絵画協会を結成し、同31年に岡倉天心が起ち上げた日本美術院にも特別賛助員として参加しました。
しかし、大正12年の関東大震災に罹災後、東京府下の北多摩郡砂川村(現在の東京都立川市砂川町)に転居し、また展覧会への出品は明治40年の第1回文展を最後に、その後一切行った記録がありません。中央画壇から距離をおき、名声を欲さず、質素な暮らしの中で気の赴くままに筆を揮ったのです。30代半ばにしての早すぎる引退の結果、その名は長く忘れ去られることになり、丹陵の画業や生涯を正面から論じた研究はほぼ皆無です。砂川村に構えた画室で、歴史の教科書等でよく知られる代表作《大政奉還》(明治神宮外苑・聖徳記念絵画館の壁画)を完成させたこともほとんど知られていません。
本展は、絵師邨田丹陵に焦点を当てた初の本格的な展覧会となりますが、地域作家の掘り起こしにとどまらず、明治以降の「日本画」創出の動きの中で、日本古来の史実をテーマにした歴史画が果たした役割についても考察します。
本展の見どころについては公式ホームページをご覧ください。
 

プレスリリースより

開催概要
展覧会名|「邨田丹陵-時代を描いたやまと絵師」
会  場|たましん美術館(東京都立川市緑町3-4)
JR中央線・立川駅より徒歩約6分、多摩都市モノレール・立川北駅より徒歩約4分
会  期|2024年1月13日(土)~3月31日(日)
前期:1月13日(土)~2月18日(日)
後期:2月24日(土)~3月31日(日)
開館時間|午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
休 館 日|月曜日、展示替え期間
2月12日(月・振替休日)は開館し、翌13日(火)を休館とする。
入 館 料|一般500円、高校生・大学生300円
※次の該当者は無料 中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方、多摩らいふ倶楽部会員、シニア・スクエア会員
主  催|公益財団法人立川市地域文化振興財団、公益財団法人たましん地域文化財団
助  成|文化庁(令和5年度地域ゆかりの文化資産を活用した展覧会支援事業)、公益財団法人花王芸術・科学財団、公益財団法人三菱UFJ信託地域文化財団
前期は2024年1月13日(土)〜2月18日(日)までで、後期は2月24日(土)〜3月31日(日)まで開催されます。
入場料金は、一般500円税込、高校生・大学生300円税込、中学生以下、障がい者手帳をお持ちの方および付き添いの方、多摩らいふ倶楽部会員、シニア・スクエア会員の方は無料となっています。
その他詳しい情報は、たましん地域文化財団公式ホームページをご覧くださいね。
 
たましん美術館で見ることのできる貴重な機会なので、ぜひ行ってみてはいかがでしょう。
 
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ヨッチ

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