【立川市】2025年度諏訪神社「例大祭」最終日。山車の競り合いは圧巻!
2025年8月22日(金)〜24日(日)の3日間、立川駅南口近くにある諏訪神社で「例大祭」が開催されました。3日間とも大勢の人で賑わい、立川の夏を締めくくる一大イベントとなりました。
8月22日(金)の様子(諏訪神社境内の露店について)はこちら↓
山車が通りを練り歩き! 歩行者天国で大盛り上がり
諏訪通りが歩行者天国となり、通りには勇壮な山車が登場。威勢の良い掛け声とともに太鼓や笛の音が響き渡り、観客から大きな拍手が送られていました。
最終日のクライマックス! 山車の競り合い
20時25分頃になると山車が一箇所に集結。いよいよ競り合いの開始です!
熱気に包まれた会場では、皆さん大盛り上がり。
獅子舞も登場し、お子さんを抱っこして近づくお母さんの姿も見られました。
山車の競り合いの中では、白い狐が登場する場面もありました。
白狐(びゃっこ)は稲荷神の使いとされ、古くから縁起の良い存在とされています。
清浄さや五穀豊穣を象徴する白狐の登場に、観客からは一層の歓声があがり、祭りの雰囲気をさらに盛り上げていました。
山車の競り合いの場面では、ひょうたんを持ち、お酒をかけるふりをする姿が見られました。実はこの仕草にはこんな意味があるそうです。
ひょうたんは魔除けや縁起物として古くから親しまれ、五穀豊穣を祈る象徴。お酒は神様への奉納を意味し、「振る舞う」ことで祭りをさらに盛り上げます。実際にかけるのではなく「ふり」だからこそ、観客との一体感を生み出す演出に。ちょっとした遊び心と伝統が合わさった、祭りならではの光景でした。筆者も頭の上からかけてもらい、なんだかワクワクしました。
時間はあっという間に過ぎ、20時40分頃には三三七拍子でフィナーレを迎えました。
山車は1台ずつ帰路につき、最後まで熱気に包まれていました。
夏祭りの終わり、そして来年へ
3日間にわたって開催された諏訪神社「例大祭」は、最後まで大賑わいのうちに終了しました。
境内の露店も大盛況で、多くの人が夏の風物詩を楽しんでいました。
夏の終わりを感じつつも、地域に活気をもたらす大切なお祭りとして、多くの人の心に残ったはずです。来年度の開催が今から待ち遠しいですね。
※会場の盛り上がりを感じていただくことを目的に、囃子方の様子を写した写真はモザイクをかけずに掲載しています。
諏訪神社はこちらです↓