【立川市】子どもたちの「夢」3提案すべて採択! 第9回「こどもとおとなのはなしあい」市議会議場で熱いプレゼン。

東京都

2026年9月13日(日)、立川市役所3階の市議会議場にて、第9回「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」が開催されました。立川市が主催、ウドラ夢たち基金が共催し、市内の小学生から高校生までが「夢」をおとなに向けて発表する恒例のプログラムです。

こどもとおとなのはなしあいとは

ウドラ夢たち基金 代表 清水 浩代さん

ウドラ夢たち基金 代表・清水浩代さんの呼びかけで始まった本イベント。こどもたちが「やってみたいこと」や「まちのためになる提案」を議場で発表し、おとな(夢育て・たちかわ子ども21推進会議委員やウドラ夢たち基金の皆さん)が審査・支援を行う仕組みです。

おとな:夢育て・たちかわ子ども21推進会議委員の皆さん。
審査員:ウドラ夢たち基金の皆さん。

チャイルドラインたちかわ 山中 ゆう子さん

ファシリテーターはチャイルドラインたちかわの山中ゆう子さんが務めました。

今年度新たに提案をする3チーム

前半では新たに挑戦する3チームが登場。

こどもマルシェ

こどもマルシェの提案では、参加する子どもたちの募集方法や名簿の管理、活動日程などについて話し合われました。

11月に1回目の作戦会議を開き、進み具合によっては追加で集まることも検討。参加する子どもたちが予定を立てやすいよう、募集時に活動時間や集合日、参加回数などを分かりやすく伝えるようアドバイスがありました。

昔ながらの駄菓子屋

立川市立幸小学校6年1組は、地域から減っている昔ながらの駄菓子屋を復活させ、立川のキャラクター「ウドラ」の魅力も発信する企画を提案。

11月7日(土)の午前中、幸小学校の家庭科室で開催する予定です。

「売上や利益よりも、来てくれた人の笑顔を大切にしたい」という子どもたちに対し、おとなからは、仕入れ価格と販売価格の違いや、限られた予算を有効に使う方法など、さまざまなアドバイスがありました。

また、「ウドラ」を使った装飾やグッズについては、著作権などを確認しながら具体化していくことになりました。

昭和記念公園スタンプラリー

幸小学校6年2組は、5年生の授業で国営昭和記念公園について調べた経験を生かし、「まだ知られていない公園の場所や魅力を伝えたい」とスタンプラリーを提案しました。

5カ所を巡り、スタンプを重ねて押すと1枚の絵が完成する仕掛けで、各地点には昭和記念公園の豆知識も設置する予定です。

一方、スタンプの制作費が高額になることから、「美術の先生と相談して手作りしてみては」「完成したスタンプを別のイベントでも活用しては」などのアイデアが出ました。

おとなからの鋭い質問に対して、子どもたちが一生懸命考え、自分たちの言葉で答える姿が印象的でした。

昨年度提案をした3チームの報告

後半は、第8回「こどもとおとなのはなしあいin市議会議場」で提案された3チームが、実際に夢を形にした結果を報告しました。

「まちをくるっと うどらんど」ヒューマンキャンパス高等学校立川学習センター

2026年3月20日(金・祝)、立川駅南口周辺を巡る謎解きイベントを開催。

当日は強い雨に見舞われながらも、194人以上が来場し、謎解きには117人以上が参加したそうです。

参加者からは、普段通らない道や知らなかったお店を発見できたという声も。アンケートでは86.5%が「楽しかった」と回答しました。

「立川クリーンイベント大作戦」立川市立第一小学校

公園や駅周辺に落ちているごみを見て、「街をきれいにしたい」と始まった清掃活動。

当日は50人弱が参加し、3班に分かれて地域を清掃しました。

活動後に再びごみが落ちている様子を見て、一度きりではなく続けることの大切さにも気づいたそうです。

「校舎にありがとうプロジェクト」立川市立第二小学校

約60年間使われてきた旧校舎へ、アートを通じて「ありがとう」を伝えるプロジェクトです。

児童だけでなく、保護者や卒業生、地域の方々も参加し、校舎に絵や感謝の言葉を残しました。

【取材プレイバック】熱気に包まれた「校舎にありがとうプロジェクト」当日

実は筆者、2025年1月24日(金)に「校舎にありがとうプロジェクト」の当日の様子を取材させていただいておりました!当時は記事でお伝えできていなかったのですが、今でも鮮明に覚えているその熱気を振り返ります。

株式会社寿屋 清水浩代副社長

各学年ごとに素敵なテーマが決められていました。

1年生: 手形の花
2年生: 楽しい町・家・にじ
3年生: 二小ハッピーシャボン玉(丸い形の中に、思い出のものや大切なものを描く)
4年生: 桜の木・遊具・子ども
5年生: 宇宙
6年生: 二小校舎の四季・にこりん

会場には次々とカラフルな絵の具を手にして壁や校舎に絵を描く小学生たちの姿があり、本当に素晴らしい思い出の1ページとなっていました。

そしてなんと、酒井市長も駆けつけていらっしゃいました!酒井市長は第二小学校の出身で、なんと親子3代にわたって二小出身なのだそうです! 市長も思いを込めて二小の校舎を描かれており、ずっと残しておきたくなるほど素敵な絵でした。

解体を前に、在校生も保護者も卒業生も、みんなの「二小愛」が溢れたあたたかいイベントでした。

特に印象的だったのは、保護者の皆さんと在校生が一緒になって描いていた大きな虹の絵。力を合わせて校舎に色をのせていく姿に、見ていて胸が熱くなりました。

また、会場では二小の卒業生(現在は中学生)にもお会いしました。「思い出がいっぱいで二小が大好きだから、イベントに駆けつけました」と、笑顔の中にもどこか少し寂しそうな表情を浮かべていたのが印象的でした。

次々とカラフルな絵の具を手にして壁や校舎に絵を描く小学生たち。

本当に素晴らしい思い出の1ページとなっていました。 校舎にありがとうプロジェクトの皆さん、関係者の皆様、お疲れ様でした。

今年度の3提案、すべて採択!

そして最後は、今年度の提案結果の発表です。

ウドラ夢たち基金の清水代表と、マスコットキャラクターのウドラが登場。

審査の結果、「こどもマルシェ」「昔ながらの駄菓子屋」「昭和記念公園スタンプラリー」の3提案すべてが採択されました!

ただし、3チームの申請額を合わせると、基金の予算50万円を超えているため、これから各チームが経費や実施方法をもう一度見直し、総額50万円以内に収めながら夢の実現を目指します。

子どもたちの自由な発想から生まれた「やってみたい!」という夢。それをおとなたちがただ叶えるのではなく、質問やアドバイスをしながら、子どもたち自身の力で実現できるよう支えていく姿が印象的でした。

今回採択された3つの夢が、これから立川のまちでどのような形になっていくのか楽しみですね。

©UDOLLAND

立川市役所
住所
〒190-8666 東京都立川市泉町1156番地9
最寄り駅
多摩モノレール「高松駅」

※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。

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